暴行死の少年、「母親を守りたい」と同居

名古屋市で起こった痛ましい事件、
少年が母親の交際相手の男に暴行を受け、死亡した事件は記憶に新しいが、
実はこの事件、少年は男が出入りする母親の家を、
離れるよう親戚から勧められていたけれども、
「母親を守りたい」との思いから同居していたことが判明した。

事件の詳細は、名古屋市名東区市営住宅で22日午前に、
中学2年生の服部昌己君14歳が、母親の交際相手の会社員、
酒井秀志容疑者37歳に暴行を受け、死亡したという事件である。

親族の話によると、服部昌己君は今年9月まで名古屋市瑞穂区で、
母親と小学校6年生の弟の3人で住んでいたが、
この家に酒井容疑者が度々出入りして来た。
今月1日に名古屋市名東区に引っ越す際に、服部君は、弟と同なじく、
母親とは離れ、祖母の家に住むように親戚から勧められていたのだが、
母親が酒井容疑者から暴行を受ける可能性があることを理由に、
「母親を守りたいからついていく」と親戚に話していたそうだ。

警察は、このことから酒井容疑者が日常的に暴行を繰り返していたとはんだnみて、容疑の裏付け捜査を急いでいる。