離党届提出の7議員「俺たちは7人のサムライ」

11日午前10時過ぎ。
普段はクールビズでノーネクタイの松野頼久官房副長官は、
ネクタイ姿で国会内の民主党幹事長室に乗り込むと、石関貴史衆院議員、
水戸将史参院議員とともに、樽床伸二幹事長代行に離党届を手渡した。
このあと同氏らは自らをこう述べたという。
「俺たちは7人のサムライだ。7人で新党の結党パーティーに出よう」。
松野氏らは互いにそう言い合いながら、離党届提出に至った。
橋下氏は11日、7議員の新党での位置づけについて、
「先陣を切って参加していただき、非常に重いことは間違いない。
リスクのある行動は誰でも重く見る」と述べ、
中心的存在になるとの認識を示した。

正直笑わせるんじゃないというのが感想。
単純に「民主党」という難破船から「維新」という、
豪華客船に乗り換えただけ。
つまり難破船から逃げ出したネズミであるだけでなく、現時点、
より良い待遇の得られる船に乗り換えただけである。
その行動には信念もなにもなく次の選挙で当選することを睨んでいるだけ。

マスコミの動き方によっては「維新」与党第一党になるかもしれない。
そうすれば離党した7人は党の要職につくか入閣は確実だろう。
計算すれば現時点の離党は最も得策であろう。
しかし、橋下大阪市長民主党マニフェストを否定していた。
そして離党した7人は民主党マニフェストを実践していたのである。
今回の離党と維新への参加は単なる我欲としか思えない。
どんなに維新が票を集めてもこの7人には票を入れないで欲しいものだ。