＜米兵女性暴行＞ホテルから女性の所持品…２米兵が宿泊

非常に不幸な時期に不幸な事件が起こってしまった。
この事件を機に沖縄では「米軍出て行け」の声が高まるだろう。
しかし、実際を考えればどうか？
沖縄のすぐ近くには尖閣諸島があり中国は強硬姿勢である。
現在沖縄に米軍基地があるから抑止力となっているのであれば、
万が一米軍が引き上げた際には尖閣諸島はおろか、
沖縄まで戦火に巻き込むかもしれない。フィリピンの例があるように。

沖縄県で２０代女性が被害にあった集団強姦致傷事件で、
逮捕された米兵２人が宿泊していたホテルの２部屋から、
女性の所持品の一部が見つかっていたことが、
捜査関係者への取材で分かった。
２人のうち１人は容疑を否認しているが、
沖縄県警は見つかった女性の所持品が容疑を、
裏付ける物証になるとみている。
また、強盗か窃盗容疑での立件も念頭に慎重に捜査している。

同じ日本人として怒り心頭ではあるが、
安全保障の観点からは別の次元のものとして考えねばならない。
あくまでも１つの刑事事件であり米国政府そのものには落ち度はない。
実際は監督責任があるのだろうがこのことだけで、
安全保障が損なわれてはならない。
竹島問題や尖閣問題で、最近になりやっと危機感が出てきているが、
完全に「平和ボケ」の国であった我が国である。
社民党（社会党）や共産党のように「９条・９条」と唱えていれば平和、
スパイ防止法もなく重要国家機密はダダ漏れのこの国を、
間接的に守ってくれたのはアメリカである。
オバマ大統領は民主党に嫌気が差しているのは明らか。
この時期にこの事件、裏がなければ良いのだが。

事件では、米海軍上等水兵、クリストファー・ブローニング（２３）
▽米海軍３等兵曹、スカイラー・ドージャーウォーカー（２３）
両容疑者が集団強姦致傷容疑で逮捕された。
沖縄県警によると、ブローニング容疑者は否認しているが、
ドージャーウォーカー容疑者は容疑を認め、
「女性に申し訳なかった」と話しているという。

また日本のマスコミが（国家が）このように米兵の犯罪に対して、
非常に大きく取り上げ国も大使を呼びつけて抗議するなど、
沖縄という特殊事情はあるものの、他国と差がありすぎる。
例えば強姦や強盗などの凶悪事件は在日韓国人、在日中国人は多く、
2012年5月の統計では、
1位中国人39人、4位韓国朝鮮人9人で少な感じられるが、
この統計は在日は含まれていない。
在日韓国人は3994人（第１位）、在日中国人1252人（第２位）である。
マスコミはこれらの数字を報道しないどころか、通名報道し（NHK)
本名は隠して日本人の犯罪のように見せている。
まあ、沖縄米兵という特殊事情を差し引いても不平等極まりない。

また、女性の首のけがは圧迫によるもので全治３日と判明した。
県警は２人が女性を襲撃した際、どちらかが首を絞めるか、
押さえたとみて調べている。

被害女性につては、怪我が軽くて不幸中の幸いだと思う。
しかし、襲われた恐怖心は第３者がどうこう言えるものではなく、
心のケアをしっかりしていただきたい。

両容疑者は米テキサス州のフォートワース海軍航空基地所属で、
１４日ごろに物資補給関係の任務で米空軍嘉手納基地などに入り、
事件当日の１６日にグアムへ出国予定だったという。

今回の事件について言えば、心から沖縄の方々にお見舞い申し上げたい。
またもちろん被害女性にもお見舞い申し上げたい。
ただなんとなくきな臭い気もする。
もし米軍が自ら日本から引き上げるという形じゃなく、
「出て行け」というバッシングで引き上げるのだとすれば、
安保上は問題がなくなる。すると思い浮かぶのがフィリピンである。
フィリピンの米軍基地が撤退した途端に中国は軍備を持って、
フィリピンのスプラトリー諸島（南沙諸島）を侵略しました。
中国は沖縄も中国の領土であると妄言を吐いていますが、
沖縄から米軍が撤退すれば尖閣・沖縄ともに侵略され、台湾を加えると、
東シナ海、南シナ海を手中にします。
野田内閣も抗議ばかりでアメリカを追い詰めると痛い目にあうでしょう。