西友が中国米販売、日本産より2割以上安く

正直言って、なぜ中国米なのか全くわからない。
大手スーパー「西友」は9日、東日本大震災以降において、
流通段階でのコメの価格が上がっていることを受けて、
中国産のコメの販売を開始したという。

現在日本と中国は尖閣諸島問題をめぐって様々な問題を抱える仲。
既に尖閣諸島の排他的水域で中国が油田を掘削し、
日本側としては主権を侵害されている状態である。
また、日本はアジアでは親日とされる国を多く持っており、
そのどこかから買うべきだと思うのだが、西友反日企業か?、
と疑いたくなる。
少なくとも、韓国、中国は主権侵害をしているので、
民間レベルでもお付き合いは控えるのが本筋だと思うのだが・・・。

中国産のコメは、西友の関東・静岡エリアの149店舗で、
10日から本格的に販売されるという。
9日は、東京・北区の店舗で先行販売が行われたそうだ。

西友が販売を始めたのは中国・吉林省産の米で、
日本で一般的に消費されているものと同じ種類のうるち米
販売価格は5キロ1299円で、
西友が販売している低価格帯の日本産のコメより2割以上安い価格となる。
しかし、価格が安ければいいというものではないだろう。
中国産の米で国民の健康被害になるようなことはないのだろうか。
特にポストハーベストの問題では大きな不安が残る。

西友商品本部・中嶋悦史氏は、
「このところ、低価格帯の原料米が不足し、
安心・安全でおいしくて低価格のコメを求める客のニーズに応える形で、
商品の販売に踏み切った」と話しているのだが・・・。

農水省によると、大手スーパーが中国産米を販売するのは、
コメが不足した93年以来、あまり例がないという。
例がないのはそれなりに問題があったからではないのか?
放射性物質禍でそれでなくとも食の安全性が叫ばれている中、
西友はある程度納得できるような理由を述べてはいるが、
単に利益追求に走ったのだとしたら、企業生命を自ら断つことになるだろう。