球団史上初連覇!落合竜、天王山4タテM2

本日14日にも胴上げ! 
中日は13日、ヤクルトとの23回戦に2−0で完全勝利。
中日のエース、先発の吉見が、今季3度目の無四球完封勝利で、
ハーラートップに並ぶ17勝目を飾った。
直接対決4連戦になんと全勝したドラゴンズは、
優勝へのマジックを「2」とし、本日、
14日にも2年連続9度目のリーグ制覇を達成する。

天王山を迎えた首位攻防、3勝して欲しかったと思っていたが何と4タテ。
本日、14日にも胴上げされる落合監督は、
勝利監督インタビューで余裕たっぷりに試合を振り返った。

「いいでしょう、これで。日々成長を遂げているわ。大したもんだ」

監督就任以来、「選手が主役」が口癖。チーム打率は12球団最低。
しかし、9月22日に球団から突然の退陣発表後、
15勝3敗2分けという驚異の戦績が示す通り、
大舞台に確実の勝利するための采配は確実に1点を取り、
守り切る野球が勝利を呼ぶことを落合監督は結果で示した。

エース吉見はただ勝つことだけを考えていたのではなく、
連投続きの救援陣を休ませるという使命間にも燃えていた。
「先頭打者を抑えるということはいつも思っています」。
その通り、イニングの先頭をすべて取り、吉見自身最長の9連勝を飾った。

本日14日、東京ドームで巨人に勝ち、ヤクルトが阪神に敗れると、
球団史上初の連覇が決まる。
落合監督が8年間で築き上げたチームの集大成は、
栄光の優勝という形で結実しそうだ。