iPhone4S販売が400万台に、前機種の2倍以上

米アップルは17日、新型スマートフォン
「iPhone4S」の販売台数が、
14日の発売開始から3日間で400万台になったと発表。

前機種である「iPhone4」は、昨年の発売開始から、
3日間の販売台数が170万台だったのに対し、
今回ははるかにしのぐ売れ行きだ。

「4S」の予約販売台数は、7日の受付開始から1日で、
なんと100万台を突破。
「4」の予約販売開始時の60万台を上回っている。

「4S」は、日本、オーストラリア、フランス、英国、ドイツ、カナダ、
米国の7カ国で先行販売を開始。
販売地域は前回の5カ国から拡大戦略だ。
日本では従来アイフォーンを取り扱ってきたソフトバンクモバイルに加え、
KDDIでも販売。
米国ではAT&T、ベライゾン・ワイヤレススプリント・ネクステルの、
大手3社の販売となっているとのこと。

BMOキャピタル・マーケッツのアナリスト、キース・バックマン氏は、
「販売地域や取り扱い通信会社の拡大などが、
販売台数の伸びにつながっている」と指摘している。
また、販売モデルの複合化は、
第4・四半期の利益率に寄与するだろうと述べている。

「4S」は、28日にさらに22カ国で発売され、
年末までにさらに70カ国以上で販売される予定となっている。

専門家の予想するアップルの第4・四半期のアイフォーン販売台数は、
2500〜3000万台。

アップルは、アイフォーンや「iPad」などの、
最新基本ソフト「iOS5」の利用者数が、配信開始から5日間で、
2500万人を突破したこと、
無料クラウドサービス「iCloud」も、
登録者数も2000万人を超えたことを発表した。