MLB=ダルビッシュが無失点で3勝目、黒田との投げ合い制す

日本人プレイヤー同士がメジャーで活躍し、
アメリカの観客から歓声を浴びる。
こんな痛快なことは日本人野球ファンとしてないとってもいい。

米大リーグ(MLB)は24日、各地で試合を行い、
ダルビッシュ有投手と黒田博樹投手の両日本人投手が先発した、
レンジャーズ対ヤンキースの一戦は、2─0でレンジャーズが制した。

ダルビッシュは7安打、10三振、2四球の内容で、
無失点のまま8回を終え、9回1死の場面で降板。
抑えのジョー・ネーサン投手が後続を断ち切り、
3勝目(0敗)を挙げた。

一方、黒田は初回に先頭打者のイアン・キンスラーに、
ソロ本塁打を浴びて1失点。
3回にはジョシュ・ハミルトンのタイムリーヒットで2点目を失った。
黒田は6回2/3を投げて5安打2失点、5三振、2四球の内容。
3敗目(1勝)を喫した。

この内容を見るに、ダルビッシュは彼らしい投球ができている。
7安打は日本にいた時と比べれば多いと感じるが、
2桁三振奪取は彼の真骨頂ともいえよう。
日本でならば完投するのだろうが、
メジャーの考え方はそうではないのだろう。
できるだけ肩の疲労を抑え、次の試合に備えるための交代だと思う。

また、黒田投手も非常によく投げていたと思う。
ダルビッシュを打てなくて味方の援護がなかったが、
2失点ならば敗戦は投手の責任ではない。
素晴らしい投手戦の試合であったと思う。

ここ数年、日本人ピッチャーを高額取得していながら、
全く期待に応えてなかったのでもう1度野茂のように、
カリスマ的ピッチャーが出てきて欲しい。
それはダルビッシュが最有力であるが、
いぶし銀の黒田も評価は高く切磋琢磨して欲しい。