本田の幻FKにザック怒る/W杯予選

最近においてはFIFA公認の審判の質が落ちている。
前回の南アワールドカップでも八百長疑惑が上がったし、
予選は本戦じゃないから審判の質も落ちると言われては本戦に出られない。
特に日本は綺麗なサッカーをすると言われている(中には荒い人いますが・笑)。
マリーシアならしょうがないがラフプレイの判定やロスタイムの判断。
なんとかもう少しましな審判いませんか?

ラストチャンスのはずが、結局FKを蹴る直前に終了の笛が鳴った。
MF本田圭佑がボールをセットし、左足でFKを蹴ろうと助走をとった瞬間、
ガムディ主審(サウジアラビア)は終了を告げた。
確かにアディショナルタイムを超え、後半49分を経過していたが、
最後の好機はトライできずに終わった。
本田は両手を広げ、不満をあらわにした。
正直本田なら3割ぐらいの入る確率はあったと思います。
壁さえ抜ければ本田の無回転シュートはキーパーはよくて弾くのが精一杯。
それぐらいすごいブレ玉なんです。
コーナーキックやFKはロスタイムオーバーでも最後のプレイにするのが常識。
ましてや助走に入っていたのに止めるなどありえない。

アルベルト・ザッケローニ監督(59)もこの笛に激高し、
第4審判に向かって猛抗議。
その直後、主審に抗議しようとピッチ内に入ろうとしたほど、
怒りは激しかった。
結局、第4審判に制されたが、
オーストラリア・オジェック監督との握手もそこそこに、顔を赤らめ、
興奮はおさまらなかった。
対戦国がオーストラリアで主審がサウジアラビア
この両国に何かがあるとは思えない。
しかし、そんな思いを持ってしまうほど不可解な終了の笛だった。

後半24分にはペナルティーエリア内で相手を押さえたDF内田が、
ファウルをとられPK判定。警告も受けた。この日は中東の審判団。
中東の敵地での戦いを残し、今後もシビアな笛に悩まされそうだ。
そういえばこのプレイ、オーストラリアの監督が試合後に、
「内田はファールしていない」と会見で答えている。
つまり、勝っていた試合が不可解な2つの判定で引き分けになったのだ。
日本はアジアの強豪国としてマークされている。
中東だとサウジ、イラクあたり、アジアでは韓国、中国審判に注意だ。

因みに試合終了の判断は、ロスタイム中にFKが与えられた場合でも、
主審がロスタイム終了と判断すれば、
FKを蹴る前に試合終了しても規則上は問題ない。
それでも“一連の流れ”を終え笛が鳴るのがほとんど。
PKの場合、キックが完了するまで試合終了にはできない。
以上のようになっているが、
サウジの審判は2度日本に不利な判定をしている。
内田のディフェンスを警告判定しPKを与えているのと、
終了間際の本田のFKを助走を始めた段階で試合終了。
後味の悪い試合に変えてしまったのは審判であった。