【国内映画ランキング】「海猿」首位、「ポケモン」2位、「ヘルタースケルター」は4位

やはり海猿は強い!私も大好きな映画です。

先週末の国内映画ランキングが発表された。
海猿」シリーズ4作目の劇場映画「BRAVE HEARTS 海猿」が、
下馬評通りの強さで首位発進に成功した。
邦画にしては珍しい金曜初日の公開で、続く3連休を合わせた4日間の成績は、
動員122万3437人、興収15億6357万5650円という凄まじいもの。
週末2日間だけ切り取った成績は、動員68万3977人、興収8億7822万6350円。
海猿」はシリーズ物ゆえ必ず前作を上回る面白さが求められる。
海外の作品などを見ていてもわかるとおり、これは非常に難しいこと。
しかしそれをやってのけてきたからこそ今日の成功があるのだろう。

ちなみに、2010年の前作「THE LAST MESSAGE 海猿」のオープニング成績は、
3日間で93万9950人、興収14億3095万4460円だったので、動員で比較すると、
今作は前作とほぼ同等。
ただし今作は2Dのみのため、3D中心の前作より興収では劣る。
前作の最終興収80.4億円にどれだけ迫れるかが今後のテーマだ。
確かに「海猿」は迫力あるアクションシーンも多いので、
2Dは3Dに劣るかもしれない。ただこの映画はストリーが素晴らしい。
ラブストーリーの部分以外でも男同士の絆でも泣ける映画である。
まあ、いくら評論で褒め称えようとも映画の成功は興収で決まる。
多く観客が入ればそれで興収も伸び映画としては成功だ。
映画自体の良さ、興収の双方で1位に輝いてもらいたい。

2位には「劇場版ポケットモンスターベストウイッシュ 
キュレムVS聖剣士 ケルディオ」がランクイン。
オープニング3日間の成績は、動員72万4067人、
興収7億5376万0100円というもの。
昨年の前作比で91%の興収にとどまった。
昨年は「黒」「白」の2本立てだったので、
例年に比べオープニング成績が良かったのであった。
相変わらず強いと思わせるのが「ポケモン」。
結構年配の会社員男性がポケモンでゲームに興じてるのを見て驚いた。
周りを聞いてみると、「好きだ」という人は決して少なくない。
だから、子供を連れてきてやったという言い訳を行っているお父さんには、
自分も見たくて映画館に足を運んだ人も多そうだ。

4位には、題名通りのお騒がせっぷりで話題の
ヘルタースケルター」がランクイン。
オープニング2日間の成績は、動員17万4274人、興収2億3353万3030円。
3日間では3億4817万3390円となかなかの好スタート。
最終的に15億円以上も狙える出足となったが、
ローカルの稼働がやや弱いところが気になる。
ヘルタースケルター」という映画についてはほとんど知識がない。
強いていえば沢尻エリカが出演していて、大胆なシーンがあるとかないとか。
しかし、個人的には映画の内容で話題になっているのではなく、
スキャンダラスな一面が取り上げられて話題の映画は観る気はしない。