タイ洪水、冠水地域が新都心北端まで到達

とうとう中心部にも来たか!という感じです。
タイの大洪水により、首都バンコク北部から南に広がり続ける冠水地域は、
中心商業地区から5キロ北にまで迫る一方で、
同地区の北東約5キロに建設された高層ビルや大型ショッピングセンター、
ホテルなどが集中している新都心のラチャダー地区の北端付近にまで達しました。

バンコク東部にある、日系企業20社が入っているバンチャン工業団地も、
一部で浸水が始まっていて、被害がさらに拡大するのは確実視されている。

またこの、7月以降の洪水による死者は、全国25県506人に達する事態。
首都バンコクでは死者は確認されていない模様であるが、
バンコク当局は6日に、新たにウイークエンドマーケットがある、
チャトチャック区の住民に避難勧告を出したとのこと。
これでバンコク市内全50区ある内、避難勧告が出た地域は北部、
西部を中心として計11区にもなった。