TPP反対集会に6千人…国会議員も100人

全国農業協同組合中央会などの生産者団体は8日に、
東京・両国国技館において環太平洋経済連携協定(TPP)の、
交渉参加の反対集会を開きました。

当局発表によりと、全国から約6000人が集まり、
与野党の国会議員約100人も参加した大規模集会だったそうです。

JA全中の万歳章会長は、
「政府は自らに都合の良い情報しか国民に開示していない」などと述べて、
国への不満を激しく露わにしました。政治不信の表面化ですね。
それに加えて、公的保険が適用される保険医療と、
保険外を併用する「混合診療」の解禁は、
高所得者が高度先進医療を受けやすくなり、低所得者層との格差は、
医療にまでも広がると指摘しました。
日本医師会羽生田俊副会長が出席していましたが、
「TPP参加に対して強い懸念を持っている」と、
医師会の立場からも述べたそうです。