<プロ野球>浅尾が受賞…先発0で初 ゴールデン・グラブ賞

日本シリーズも終了し活躍した選手の表彰が始まった。
プロ野球担当記者が守備のベストナインを選ぶという、
「第40回三井ゴールデン・グラブ賞」が発表されたが、
セ・リーグの投手ではリーグ優勝に貢献した中日の浅尾拓也投手が初受賞した。
中日の浅尾と言えば中継ぎのエースで時には抑えもこなす投手。
当然、先発登板が一度もない投手なのだが両リーグ初めての受賞と、
その貢献度・活躍ぶりが認めたれた形だ。
因みに、パ・リーグの投手は、楽天田中将大が5年目で初めて選ばれた。

最多受賞はヤクルトの宮本慎也選手で、三塁手として3度、
遊撃手として6度の通算9度目の受賞。40歳11カ月での受賞は、
両リーグ通じて最年長受賞である。
パ・リーグソフトバンク小久保裕紀が40歳0カ月で受賞、
リーグの最年長記録を更新した。

受賞者の球団別では、日本一に輝いたソフトバンクが最多の4人。中日が3人、
と順当な受賞者数で、ヤクルトと阪神がそれぞれ2人。
パ・リーグでは全球団から受賞者が2年連続6度目の選出。
横浜は4年連続で一人も受賞者がいなかった。