信号無視を注意して殴られた男性死亡 東京

なんともはや殺伐とした事件である。
先月のことであるが、東京都品川区のJR大井町駅前の横断歩道で、
赤信号を無視した男性達がおり、それを注意した男性が突然殴られ、
その男性は重傷となっていたが、なんとも不幸なことに20日に死亡した。

そもそもこの事件は先月12日に、品川区、JR大井町駅前の横断歩道で、
近所に住む小牧信一さん77才が信号待ちをしていたところへ、
2人の男が赤信号を無視して横断して来た。
それを見た小牧さんが、「信号は赤だぞ」と注意したところ、
2人のうちの1人が引き返してきて小牧さんを殴打し逃走したものである。
殴打された小牧さんは転倒して頭を強く打って重傷となり、
入院状態であったが、20日夜に死亡した。

目撃者・防犯カメラの映像などから手掛かりがあり、
加害者男性は30歳代から40歳代くらい、身長は約160センチ、
小太りで紺色のジャージーを着用していたとのこと。
現在警視庁が犯人の男の行方を追っている。

ただこのニュースだけを見ると、警察の初動捜査が遅すぎる。
被害者は殴打されたのだからその時点で傷害罪が確定している。
約1週間、何もしてなかったということはないだろうが、
目撃者の記憶も不鮮明になっているだろうし、
迷宮入りということにでもならなければいいが。