任意同行の男、首刺し自殺…台湾留学生2人殺害

全くショッキングな事件だった。
私が第一報を知ったのはソーシャルネットワークフェイスブック
なんと被害者の1人、加害者の両方を知る台湾の方からの書き込み。
加害者もフェイスブックに登録している男で特定されていた。

この事件は、東京都台東区のマンションで、
住人の台湾籍の女性2人が殺害された事件。
殺人容疑で指名手配されていた台湾籍の留学生・張志揚容疑者(30)が、
名古屋市内で警視庁の捜査員に任意同行される途中、
隠し持っていた刃物で自分の首を刺し、自殺したというもの。

警視庁の発表によれば、組織犯罪対策2課の捜査員が午後6時20分頃、
名古屋市中区内の商業ビル地下1階に隠れていた張容疑者を発見。
身体検査を行い、車で愛知県警中署に任意同行した。
しかし、愛知県警中署の玄関前に到着した際に果物ナイフで、
張志楊容疑者は自分の喉元を刺して自殺した。
任意同行される際に身体検査を行なったというが、
張容疑者はナイフをズボンの中に隠し持っており、
警視庁は身体検査が不十分だった可能性があるとみている。
署で指紋採取して本人確認をした上で逮捕する予定だった。

これは状況を見ても明らかだが、身体検査が本当にされていたか疑問。
犯人は刃物で被害者女性2人が殺害されていることから、
凶器の物的証拠を確保するためにも念入りに身体検査を行うべき。
警察の失態といわざるを得ない事件だと思う。