青森山田高野球部員死亡 2年生を書類送検

野球名門校がまた不祥事お起こした。
先月に青森・青森山田高校の野球部の1年生部員が、
2年生部員から暴力を受けた後に死亡した事件で、警察は16日、
2年生部員を1年生部員2人に対する暴行の疑いで書類送検した。

書類送検されたのは、青森山田高校野球部の2年生部員。
検察によると、2年生部員は先月18日夜、
野球部の寮で1年生部員2人に対して暴行を加えた疑いが持たれている。
暴行を受けた2人のうち大阪府出身の部員は2時間後に死亡し、
もう1人にケガはなかった。

学校側は、この2年生部員が寮で焼き肉をしていた1年生部員4人を注意し、
1人の背中を1回殴ったと説明していた。
しかし、警察が調べた結果、2年生部員は1年生部員2人に対して、
それぞれ手で体を殴っていたことがわかり、暴行の疑いで書類送検した。
2年生部員は容疑を認めている。

1年生部員の死因はわかっておらず、
警察は暴行と死亡との因果関係を調べている。

2年生部員の書類送検について、
学校側は「もう1人に対する暴行については聞いておらず、事実関係を調査中」
とコメントしている。

こういうことは言いたくはないが、
所詮野球が上手いということだけで集められた生徒たち。
当然慢心しているだろうし、
今回のような事件でも学校はかばう姿勢を見せている。
たまらないのは死亡した生徒の親だろう。学校発表と警察発表が食い違い、
親としてはわが子を殺されたと思うのが当然かと思う。
暴行の書類送検は軽すぎる。傷害致死罪の適用もあり得ると思うのだが。