テニス=全豪ベスト8の錦織、世界ランク20位に浮上

30日のロイター通信によると、男子テニスの最新世界ランキングが、
30日に発表された。
先だって行われた全豪オープンでベスト8入りを果たした、
錦織圭のランキングが注目を集めたが、
前回の26位から20位に上昇、日本男子での最高ランキングを更新した。

錦織はテニスの4大大会である全豪オープンで、
日本男子として4大大会では1995年の、
ウィンブルドン選手権の松岡修造氏以来となる8強に入った。
全豪オープンに限って言うと、1932年の佐藤次郎氏、布井良助氏以来、
何と80年ぶりに準々決勝に進むという快挙だった。

他の主な上位ランキング選手は、全豪連覇の偉業を達成した、
ノバク・ジョコビッチセルビア)がランキング首位をキープ。
準優勝のラファエル・ナダル(スペイン)が2位、
ロジャー・フェデラー(スイス)が3位、
アンディ・マリー(英国)が4位と上位に変動はなかった。
上位選手が順当にランキングをキープした中で、錦織圭の躍進ぶりは、
今後の日本テニス会に明るいニュースだと言える。