渡辺会長が衝撃オファー!イチロー巨人監督
オファーしたけど、断られました−。
4年ぶりに日本で開催される米大リーグ開幕戦の歓迎レセプションが27日、
都内のホテルで行われ、出席した巨人・渡辺恒雄球団会長が、
マリナーズのイチロー外野手に“巨人監督就任”を電撃要請!
そしてあっさり断られたことを明かした。
とはいえ、イチローは今季でマ軍との5年契約が終了するだけに、
目が離せない?!この渡辺恒雄という老人は人に嫌われる天才だ!
個人的に事情は知らないが、清武氏に裁判で買って欲しいと思うのは、
私だけではないだろう。イチローを馬鹿にするにも程があるオファーだ。
仰天オファーだ。
マリナーズとアスレチックスの選手たちや大リーグ関係者ら、
約1000人が出席した歓迎レセプション。
マグロの解体ショーなどで盛り上がった宴の真っ最中、
主催者を代表して出席していた渡辺球団会長が、
イチローと夫人の弓子さんと3人で談笑していたのだが・・・。
お酒も少々入っていたようで、夫妻の肩をたたき、大声で笑ったりと、
かなりなごやかな雰囲気で話が弾んでいた。
その会話の内容は?というのが気になる人はそう多くはないだろう。
中締め後に宴会場を後にする際、報道陣に応対した渡辺会長は、
衝撃のやりとりを上機嫌で明らかにしたという。
「イチロー君の哲学、美学、心理学、経営学、政治学、
全て理論的なことだった。イチロー君に教えられたよ。
もう巨人の監督になってくれって頼んだんだ。将来だよ。
そしたら『私は選手に徹する』と言われたよ」
イチローに教えられたと言いながら実際は何も学んでいないことを自白状態。
なんとイチローに巨人監督への就任オファー!
原監督の原辰徳氏はどんな気持ちなんだろうと人ごとながら心配になる。
そして速攻、断られていた!(笑)
とはいえ、昨オフの“清武の乱”で、
改めて巨人の最高権力者であることを見せつけた渡辺会長だけに、
なんとも意味深長な発言ではないかという見方もあるが、
イチローが動くとは思えない。
まずもってメジャーで現役バリバリのイチローに失礼だろう。
「美しい奥さんに今年初めて会った。家庭も立派だしな。
精神的にすごい男だよ。ばかじゃない。
あれほど頭のいい野球選手に会ったことない。
前に会ってそう思ってるけど、今年も会ってそう思っている。
哲学、美学、倫理学、心理学、経営学、なんでも彼は一流だから。
イチローじゃなくてイチリューだよ」。
そこまで分かったようなことを言うなら監督オファー自体愚かなことである。
まさに絶賛の嵐。褒めちぎった。
渡辺会長といえば、過去には前中日監督の落合博満氏を、
「名監督の一人」と激賞。
慶大卒の巨人・高橋由伸外野手もお気に入りの一人で、
「彼は将来の監督候補」と公言している。
昨オフに助監督就任構想があったとされる江川卓氏についても、
「実績次第では江川君も監督の可能性はある」と語るなど、
”監督候補”は大勢いるのだが。
実際、突発的に気に入ったら「監督候補」にしてしまう、
節操のない老人であって、球団の将来像は何もないのが現状だろう。
実は、渡辺会長のイチローへの執心は今に始まったことではない。
2006年ワールド・ベースボール・クラシックの壮行会の席で、
イチローと歓談し、そのときすでに、
「ほしいね。監督になってもらいたい」と熱烈ラブコールを送っていたのだ。
2007年には水面下でイチロー獲得に乗り出したという情報もあるが、
このことはあくまで確証のない噂なので不問にするが。
結局、同年のイチローはマ軍と新たに、
総額9000万ドルの5年契約を結んだが、その契約も今季で終了する。
イチローも2009年12月に巨人の承諾を得て、
川崎市のジャイアンツ球場で練習を行ったこともある。
しかし、練習に球場を使っただけでそれを“縁”と呼ぶのはどうかと思うが。
今季のオフは両者の動きから目が離せそうにないとの報道も多い中、
私自身は、イチローほどの大選手がぶれることはないと思うのだが。