学歴詐称疑惑の米ヤフー・トンプソンCEOが辞任

さすがにアメリカの企業は企業モラルが明確ですね。
日本だったなら、まあ、同じことになる会社もあるかもしれませんが、
隠蔽体質なので隠し通すかもしれません。
お役所ならば尚更でしょうね。

学歴詐称をめぐって批判が高まっていた、
米ヤフーのトンプソン最高経営責任者(CEO)が辞任した。
ヤフーのCEOが辞任するのはここ3年間で3人目。
少々多すぎやしないかと不安にもなる。
こうなると、グーグルの天下?

CEO辞任は、ヤフーの大株主であり、
学歴詐称問題を最初に指摘したヘッジファンド
サード・ポイントを率いるダン・ローブ氏の勝利となった。

ヤフーは声明のなかで、
暫定CEOにはグローバル・メディア部門責任者の、
ロス・レビンソーン氏が就任すると発表したが、
トンプソン氏辞任の理由については、明らかにしていない。
またヤフーは、委任状争奪戦となっていたサード・ポイントと和解し、
サード・ポイントが擁立していた4人の取締役候補のうち、
3人を指名することで合意したという。
こんなところでも、企業のシビアな戦いが繰り広げられていたわけだ。

トンプソン氏は就任後わずか4カ月で、ヤフーを去ることとなった。
グーグルやフェスブックなどライバル各社との競争激化のなか、
成長の活性化を目指すヤフーにとって、大きな打撃となりそうだ。
既にヤフージャパンのアルゴリズムはグーグルにとって変わられ、
今や検索エンジンは、グーグルが最も使われているのではないか。
またフェイスブックはビジネス、エンタメ、フレンドリーなど、
非常に多くの情報を発信できコンテンツも豊富だ。

ヤフーは、2月に退任したロイ・ボストック取締役会会長の後任として、
新取締役のフレッド・アモロソ氏を指名したことも明らかにした。
アップルにおけるスティーブ・ジョブズのように救世主になれるのか?
ヤフーの今後に注目したい。