携帯料金、滞納173万件…高額スマホ購入で

私はスマホじゃなくて通常の携帯電話なのですが、
店頭の様子を見ていると時代は確実にスマホだと感じました。
私の場合はPCで仕事をしているのでPCじゃないと困るのですが、
知人の中にはスマホ購入後PCを全く触らなくなった人もいます。
時代の流れと言えばそれまでですが、情報端末業界内で、
いわゆる食い合いをしているような気もしてるんですけどね。

そんな中で大きな問題が浮上してきています。
高額なスマートフォン(高機能携帯電話)の普及で、
端末を分割で購入した若者を中心に、
通話料金などがかさんで端末代を滞納するケースが相次いでいる。
若者というと大学生あたりまでかと思うのですが、
正直、普通の携帯電話料金を払うにも四苦八苦してるのに、
スマホとなれば使い道も多いし、
余程気を付けてないととんでもない料金が請求されるでしょう。

大手信用情報機関の「シー・アイ・シー(CIC)」によると、
端末代の返済が3か月以上滞り、
いわゆる「ブラックリスト」と呼ばれるデータベースに登録される件数が、
2010年12月の登録義務づけ時の92万2000件から、
今年6月は約2倍の173万7000件と急増している。
ブラックリストに載ると相当生活に制約を受けると思います。
聞いた限りですが、クレジットカードが使えなくなり、
最近の傾向であるネットショッピングができなくなるだろうし、
もちろんキャッシングもできなくなる。
他にも就職の際にこじんデーターの中に載ることがあり、
働くことさえままならないということになります。

少額といえども延滞した場合、将来、
住宅ローンが借りられないなどの不利益を被る場合もあり、
金融機関などでは注意を呼びかけている。
中心が若者ですから住宅ローンのことまで考えていないという人も、
いるでしょうが、実際には時間がかからず必要になります。
若く結婚して子供ができた場合など持ち家を考えるでしょう。

料金延滞が増加している背景には、スマホの急速な普及がある。
スマホの価格は、従来の携帯電話の2倍前後する5万〜7万円に及ぶ。
20〜30歳代を中心に12〜24か月の分割払いを選ぶ若者が多く、
通話代金などが重なって料金が高額になり、
支払えなくなるケースが後を絶たない。
私自身スマホに買い換えることを店頭で考えたことがありますが、
慣れもあるのだと思うのですがPCの方が使いやすいし、
出先で使うなら便利な機能もありますが、ノートPCでも十分かと。
だいたい機能を使いこなしている人ってほとんどいないらしく、
面白そうなアプリを入れたりチャットをしたりと、
生産的な使い道のある方はほとんどいないようです。
次々と新しい種類の端末を発売し、
売り上げ減に歯止めをかけようというのはわかるのですが、
消費者性向を間違えると販売会社としてのモラルが問われかねません。