秋元康が"ポスト前田"と推す乃木坂46生田、『ハンガーゲーム』で声優を担当

AKB48を卒業した前田敦子
彼女の存在が消えたAKB48は人気が衰えるのではないかと思う節もあるが、
私はそうは思わない。
ビッググループでも主力メンバーが独立しソロになるのはよくあることで、
最後のライブまではかなりの注目を集めても、
アイドルオタクはもう次のアイドルを探しているのである。

そんな中、AKB48の公式ライバルユニット・乃木坂46生田絵梨花が、
全米で4週連続1位に輝いた映画『ハンガーゲーム』の、
日本語吹き替えを担当することがわかった。
正直に言うと私自身、乃木坂46というユニット名も初めて知った。
AKBが秋葉原だから乃木坂は赤坂に劇場を持っているのだろうか?

さて映画作品だが、本作は、絶望に支配された独裁国家を舞台に、
愛する家族のために生存確率24分の1という、
命懸けのサバイバルバトル(=ハンガー・ゲーム)に身を投じたヒロインの、
勇気と成長を描くサバイバル・アクション大作。
今回、主人公と絆を育む重要なキャラクター・少女ルーの、
吹き替えの座を巡って、
乃木坂46内で「声優サバイバルオーディション」が行われた。
声優さんが昔雑誌に書いていたことだが、映画の吹き替えに限らず、
アニメでも海外テレビドラマでも生半可なスキルでは、
映画そのものをぶち壊してしまうことがあるという。
例えばアメリカ映画なら、本来はセリフの英語がすべて理解できた時点で、
初めて日本語吹き替えができるということだ。
要するに素は理解していないと様々な状況に対応できないということ。

今回の企画がメンバーに伝わったのは、オーディション当日。
それぞれハリウッド映画に参加できる興奮を抑えきれない様子で、
メンバーたちは驚きの声をあげていた。
審査は各メンバーの実演をもとに本作の映画配給会社、
吹替版の音響監督により実施。
本番は一発勝負だったため、各自12歳のルーの声質、
声の出し方を必死に練習し本番に臨んでいた。
このオーディションという方法についてだが、吹き替えを舐めてる。
オーディションが当日なんてありえないと思う。
乃木坂46というユニットの知名度を高めるためだろうが、
全米4週1位の映画に対する冒涜であるし、
下手な吹き替え作品見るのなら字幕で見たほうがよほど良い。
またオーディションの前に各自練習したというが、
流石に、声優のトレーナーからアドバイスや練習方法を教えてもらい、
吹き替えというものをきちんと理解してないとプロとは言えないだろう。

今回勝ち残った生田は秋元康氏が、
「生田は前田に似ている。エースになれる逸材」
というほどの注目のメンバーだそうだ。
前田敦子は確かにAKB48をTOPとして支えたが芸能界全体を見てみると、
前田敦子以上のアイドルは多くいる。
秋元康氏もいつまでも前田敦子をてっぺんの基準においているようでは、
彼がプロデュースするグループは成長を止め、
その後落ちていってしまうだろう。